*姫林檎日記-細腕出張スペシャル*


『フェスタin大阪2006』デジカメ潜入記!その1


関西の出版業界で働くフリーランサーの組合「出版ネッツ関西」のメンバーによる、出版業界仕事の見本市、今年もあります!
今年は『2006フェスタin大阪』ということで、会場は大阪市中央区大手前にあるドーンセンターの1F展示場でした。
ちなみに、ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)は、あらゆる分野に 男女がともに参加・ 参画し、いきいきと生活できるような社会づくりをすすめる中核施設とのことです。
さらに、ドーンセンターの DAWN は「夜明け」や「物事の始まり」を意味する英語とのことです。
名称は、
「「ドーンとこい」「ドーンといこう」という大阪の女性の意気込みが感じられ、女性と男性の新しいパートナーシップを創り出していく拠点としてふさわしいということで、公募の中から選ばれました。」

ですって。
大阪の女性のセンスって、すごいわあ。キャッチコピーが「ドーンとこい」「ドーンといこう」やで、ほんま。
“大阪のおばちゃん”は、もはやブランドやねん。
(;^-^ゞ
さてさて。
遊絲社の実権なき社長である玲子も、この「出版ネッツ関西」に所属しております。
玲子の荷物持ちとして、今年もフェスタに参加した純。 「細腕奮戦記」の更新をさぼりまくっている玲子にかわって、この荷物持ち純が、会場の様子など、レポートいたします。

おかげさまでフェスタも第九回を迎えました。これからも、関西ネッツをご贔屓に。
関西ネッツは出版業界で働くフリーランサーの組合ということで、こうやって個人個人がパネルを使って自己PR。
今回はデジタルネッツ、通称デジネッツの主導で、大型モニターを使ったデモンストレーションも行いました。
いつも若く美しくお仕事をがんばる溝江玲子さんのポートレートとそのパネルだ。
どうぞ、ご覧になっていって下さいませ。いい仕事します、関西ネッツ。

最近は個人情報保護ということで、関西ネッツのみなさまのお顔写真は自主規制となっております。
個人情報が商品として売り買いされる昨今、個人情報の流出をとりしまる法律もできましたし、関西ネッツの内部でもさまざまな意見があると聞きましたので、ま、個人の特定できないような写真を、と。
先日も、知人が病院に入院したというので病院に電話してみたら、
「個人情報ですのでお答えできません」
というお返事。
見舞いにいけないじゃないか。
(;^-^ゞ
う〜ん、私は思うんですよ。
個人情報の保護ももっともなのですが、本当は、個人情報が商品化してしまうような社会、その人がその人自身であることが貨幣の排泄物におとしめられてしまうシステムに、根本的な問題があるのではないでしょうか?
個人情報保護法案は結局、禁酒法時代のお酒と同じような扱いとなりつつあります。つまり、法によって個人情報のやり取りが取り締まられることになったために、
1.個人情報の単価がひきあげられ
2.暴力団などの組織が暗躍するように
なったわけです。
私たちが本来めざすべきは、個人情報の貨幣価値を引き上げることではなく、個人情報を商品化させない社会、個人情報に鍵をかけることではなくむしろ共有化できる社会なのではないでしょうか?

タイトルは「ネッツ6人の侍」シルエットの図。決まっておりますじゃろ?
「憲法9条を世界に広げよう!」募金箱だ。
ヨロシクお願いしま〜す! なのだ。

この関西ネッツ「フェスタin大阪2006」は、明日(5月20日、土曜日もやっております。
ひるの12時ごろからは、玲子も会場内をうろうろしておりますので、よろしかったら、遊びに来てくださいませね。

2につづく。



2006年5月19日  溝江純


玲子のプロフィール

溝江玲子 山羊座で12月27日と暮れも押し詰まった大変忙しい時期に生まれました。
昭和12年、旧満州国奉天に生まれて、上海に育ち、終戦後に大連から引き揚げてきました。もう、戦争はこりごりです。
職業はと聞かれると、答えがいく通りもでてきます。一番格好よく答えると、作家かな。それから、7年前立ち上げた遊絲社(ゆうししゃ)という出版社の代表です。
趣味は読書とお絵描き、素材のページのキャラクターの原画も描いています。
へこんだときに呟く言葉は「人間 万事 塞翁が馬」。これで、幾多の試練を乗りきってきたのです。

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