変化について値踏みする


深夜の八号線に車を走らせながら
ぼくときみが
どうなったかを
七年後に思いだしてみよう

風に舞い上がる 木の葉を 
ライトがつぎつぎ拾い上げる そばから……
どうなるかを 眺めては
運転席から思いだしてみよう

いよいよ考えるときがきた
忘れて数えられなくなった様々な
事柄も含めて
眺めるとき
がきた

信号待ちする間にも
過去になる
さらなる変化について値踏みする気になってくるのだ


2001年11月22日

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