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      *姫林檎日記-細腕出張スペシャル* 
        例によって、純がアップする玲子担当コラムです。(;^_^ A 
         
        鳥越信教授の最終講義に参加してきました
      3月6日、 
        鳥越信教授の最終講義 
        を聞きに、玲子と弟と三人連れで聖和大学まで行って参りました。 
        鳥越信教授と言えば、日本児童文学の歴史を振り返るとき、その存在が忘れられることは絶対にない、と申せるほどのおかたであります。 
        うちの玲子は、月一回、鳥越先生が主催なさっている鳥越私塾という児童文学のお勉強会に出席しております。 
        今年の初めには、上海にご一緒して、玲子ときたら 
        蟹など食っていたらしい。 
        また、私も本当に短い間でしたが、鳥越先生のもとで、いろいろと絵本と児童文学についてお勉強させていただいた身。最終講義はぜひとも出席したいと思ったわけです。 
        大学に着きますと、懐かしいゼミのお友だちたち(とこちら側が勝手に思ってる)が、背広やきれいなお洋服をびしと着こなしまして、受付けや案内にご活躍しておられました。 
        私の顔を見て、 
        「おひさしぶりです」 
        なんて、私の顔を覚えてくれていたのね。 
        うれし。 
        はっ! もしかしたら、ひどい内容のレポートばかり出したやつということで、みなさんの記憶に焼きついているのかもしれない。笑いをとろうとしてばっかりだったもんなあ……。 
        関西はむずかしいよ、笑いのレベルが高くて。(←目的がずれてござる)。 
        話を元に戻して。 
        鳥越先生の最終講義は、こういう言い方をすると語弊があるかもしれないけれど、猛烈に面白かったですえ。 
        関西人としては、笑いのツボを心得た話術にひたすら感嘆……って、まだ言ってる。 
        (;^-^ゞ 
        いやね、講義の内容に踏み込んだ話は、やりにくいの。 
        なんでも、この最終講義がそのまま一冊の本になるかもしれないそうなので、ここで私がネタばらしするわけにもいかんじゃろ。 
        語られた内容の豊かさ、メッセージの重要性を考えても、きっとこれは本になるはず。 
        だからね、いっさいしゃべれないの。 
        最終講義が終わったあとは、大阪のヒルトンホテルまで繰り出して、 
        『鳥越信教授退職記念祝賀会』 
        にも参加。 
        ビールは出るわ、ワインは出るわ、中華に洋食にケーキにうまいもんがいっぱい。 
        鳥越先生の講義の内容はあかせないから、 
        うまいもん食ったというご報告だけでもしっかりさせていただきますね。 
        (^Q^)うまうま。 
        お土産に、鳥越信先生の新刊までもらって。 
        ウシャウシャウシャ! 
        (*^▽^*) 
        めずらしくアルコールに手をつけて、上機嫌でありました。 
       
       
         
      
      2005年3月7日  溝江純 
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        玲子のプロフィール 
      溝江玲子 山羊座で12月27日と暮れも押し詰まった大変忙しい時期に生まれました。 
        昭和12年、旧満州国奉天に生まれて、上海に育ち、終戦後に大連から引き揚げてきました。もう、戦争はこりごりです。 
        職業はと聞かれると、答えがいく通りもでてきます。一番格好よく答えると、作家かな。それから、7年前立ち上げた遊絲社(ゆうししゃ)という出版社の代表です。 
        趣味は読書とお絵描き、素材のページのキャラクターの原画も描いています。 
        へこんだときに呟く言葉は「人間 万事 塞翁が馬」。これで、幾多の試練を乗りきってきたのです。 
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