*姫林檎日記-細腕出張スペシャル*
細腕担当の玲子はおやすみでございます。今回は、催し物の宣伝です。
名付けて


古代文明夢探しの旅レポート(前編)


古代文明夢探しの旅レポート(前編) /(後編)


《オープニング》(『インディージョーンズのテーマ』が流れる)
奈良県山添村で発掘されたいくつもの巨石。ふるさとセンターを建設中に、重さ700トン(!)もの巨石が出て来たのだ。
それが、ロマンストーリーの始まりである。
これらの巨石が、いま、一部専門家に注目を集めているという。
最初、それらは、爆破するにはあまりにも大きすぎる、単にじゃまな石でしかなかった。
しかし……専門家たちが調査するにつれて、巨石群の配置に、ある一定の驚愕の法則があることが判明したのだ!
たとえば、鍋倉渓に存在する無数の巨石群は、天の川一帯の星座を地上に投影した配置になっているという。
現代とほぼ変わらない高度な測量技術を、古代人は獲得していたというのだろうか?
古代、人々は巨石に神が宿ると信仰し、敬ってきた。これらの巨石は、古代に存在した高度な文明の確たる証拠なのであろうか!?
(ジャンジャジャ〜ン!ジャジャジャジャ〜ン!)
奈良県版『神々の指紋』ネタとして、まことだ、いや、トンデモ科学だと、騒々しい議論が巻き起こっている。
そこで、玲子主宰の同人グループ「ジョーカー」が『古代文明夢探しの旅』なる遠足、もとい、調査隊を組織し、意気揚々と山添村へと急行したのであった。
(ジャンジャジャ〜ン!)

チャーターバスを待つお友だちたち。おかし、持ってきたかなあ?

《1》
3台のバスをチャーターした大部隊で出陣……。
いえ、しょっぱなから、うそデス。
(;^-^ゞ 調子こぎました、スミマセン。
うち2台は別の御一行さま。でも、いま、巨石が、世間で話題になっているのがわかる。

バス3台。私たちが乗ったのは、うち1台です。

遠足……もとい、総勢25名の隊を引率していただくのは、奥谷和夫氏。
奈良県のゴミ問題の危機的状況を長い期間にわたって訴えつづけ、問題解決の道筋と方法論を示しつづけてらっしゃるお人だ。

マイクを持って、バスガイド……もとい、秘石の報告をする奥谷和夫氏。ゴミ処理場についても、秘石にまつわる秘話についても、非常にお詳しい。

くわしくは奥谷氏が弊社より出版された、『大和ゴミ物語』をお読みください。

玲子もマイクを持って、挨拶を。

ということで、隊は、宝生村にある元産廃処分場の見学も行った。
奈良に住む人も知らないことが多いが、奈良のゴミ問題は、さまざまな意味で、深刻な問題を抱えている。奥谷和夫氏の報告を、ひとりでも多くの方々に聞いてほしいと思う純であった。

ゴミのはげ山を前に、奥谷氏のお話に耳を傾ける皆々。

後編に続く。



2003年6月1日  溝江純


玲子のプロフィール

溝江玲子 山羊座で12月27日と暮れも押し詰まった大変忙しい時期に生まれました。
昭和12年、旧満州国奉天に生まれて、上海に育ち、終戦後に大連から引き揚げてきました。もう、戦争はこりごりです。
職業はと聞かれると、答えがいく通りもでてきます。一番格好よく答えると、作家かな。それから、7年前立ち上げた遊絲社(ゆうししゃ)という出版社の代表です。
趣味は読書とお絵描き、素材のページのキャラクターの原画も描いています。
へこんだときに呟く言葉は「人間 万事 塞翁が馬」。これで、幾多の試練を乗りきってきたのです。

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