絵本講座の千秋楽報告記

ポエムとマンガ担当の純です。『絵本工房in絵本大学inぱふ』連載途中ですが、今コンテンツ担当の溝江玲子の児童文学制作講座『あなただけの児童文学・絵本を描いてみませんか?』が、好評のうちにめでたく最終回を迎えました。
7週間の連続講座は、玲子初挑戦でして、受講者の皆様の支えがあって、なんとか無事終えることができました。

もっとアップで写せとの仰せにより、ぐっと接近。フラッシュ、バシャ!

横からもバシャ!

また、担当の両国人権文化センター川上様には、玲子の要望、わがままも快く引き受けてくださり、すべてが流れるようにスムーズに運ぶこととなりました。
本当にありがとうございました。

川上さん。最後まで、玲子をしっかり支えていただきました。

メールや電話でのやり取りも嫌がることなく、玲子のわがままにもひるむことなく、どんな小さなことにも全力で向かわれるお姿は、感謝の言葉しかありません。

机を回って、受講生の方々とお話なさっている川上さん。

さて、最初は緊張気味だった受講生のみなさまも、笑い声あり、感動の声ありと、楽しい講座となったのは嬉しいかぎりです。

真剣にお勉強の図。

玲子の冗談に、笑ってくださる、心優しいみなさまの図。

書くという行為は、思っているよりも根気と体力と孤独に耐える力が必要だったりします。その苦労は、純もちびっとだけ知っているつもりになっています。辛いという実感が、何か産みだしているんだ、創造しているんだ、という充実感と混同されてしまうこともしばしばです。
でも、みなさん、書くことの楽しさ、おもしろさに気持ちが向かっていて、悪い意味での悲壮感とか、そんなネガティブな発想にはなっていないようでした。
素敵だな、と、純は思いました。
不勉強な純は、いろいろと学ぶことが多いです。

校長先生にちゅうも〜く! じゃない、玲子に注目しているみなさまの視線。

真剣だからこそ楽しい。まっこと、真理でございます。

授業の最後に、紙芝居『両国座』の工藤勉さんに、紙芝居のさわりを少し実演してもらいました。
声色をいくつも使い分け、すごいものだなあと、一同ひたすら感心。
工藤さんにお話を聞くと、この講座で創作した受講生の皆さんの物語が、一部紙芝居になるかも知れないとのこと。
ちょっと、みなさん、聞いた〜?
(///∇///)
この講座から、新作紙芝居が生まれたら、それはとっても素晴らしいことだと純は思いました。

向かって左が、両国座の工藤勉さんです。

受講者のみなさまの物語が、紙芝居として上演されるかもですよ。

あっという間の七週間でしたが、玲子の講座がみなさまのお力に少しでもなれたのなら、それ以上に嬉しいことはありません。
講座はこれにて一応終了しますが、また、どこかでお会いするやも知れません。
それも、近いうちに……。
その日まで、取りあえず、さようなら。
どうも、ありがとうございました。


2003年3月2日  溝江純

 

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